更新日: 2015.1.3

 【 環境教育の場:自創遊学舎(しそうゆうがくしゃ) 】 

『環境教育』という言葉を最近とくに目にするようになりました。
環境教育って何? 何をする(学ぶ)こと? と思われる方も実際に多いかと思います。
いろいろな方が本を出されておりますが、
「私たちの生活に直接関わる、身の周りの自然を感じ取る!」
重要な事は、ただこれだけだと私は思います。
私たち人も、「地球の生き物」です。
みんなで多くの生き物を育んでいる地球の環境を良くしていきましょう♪

楓林環境情報サービスでは、環境教育の場を『自創遊学舎(しそうゆうがくしゃ)』という
視点から活動を進め、更に発展させていきたいと考えております。
下記のような活動を行っている団体等の支援・協力を行っています。
お気軽にメール等にてご連絡ください。

 
 農から学ぶ“ゆたかさ”づくり

 ◆農作業体験&田畑での生きもの観察に参加しませんか?
  
現在、「一般社団法人 想いを紡ぐ会(略称:おもつむ)」・埼玉県・深谷市にある田畑、
  
「親土麦徒(しんどばっと)」・栃木県小山市にある田畑、
  「つくば里の生きものくらぶ」・茨城県つくば市にある田畑、それぞれの方たちと共に、
  米づくり体験や野菜などの収穫体験、そして田畑の周囲で生きもの観察を行っています。
  それぞれの案内は、『里巡人(さとめぐりすと)・楓林』のブログ』をご覧ください!

  ◆なぜ、田畑で生きものを観察するの??
  
食卓から「いただきます!」や「ごちそうさま!」といった言葉が聞かれなくなっています。
  それどころか、朝食も夕食も親子でバラバラにとり、一家団欒という場・時が失われて
  きています。

  私たちが普段食べている米や野菜、果実、肉、魚はどこから来ているのでしょう?
  日本国内、いや遠い外国から来ているものの方が多いのです。
  
   「食の安心・安全」という言葉、気にはなっても、安いものをついつい買ってしまいます。
  もっともっと多くの人たちが、私たちが食べているものが、どんな環境で、どんな人が、
  どんな苦労・工夫をしながらつくっているのかに興味・関心を持つようになれば、
  私たちの食生活・ライフスタイルそのものが、少しずつでも変わっていくと思いませんか?
  
  農薬や化学肥料を多投する田畑では、作物に害を与える虫を食べてくれる、クモや
  カエルなども数が減り、土を耕してくれるミミズなどの小さな生きものの数も減っていきます。
  メダカやホタルだけでなく、ミツバチやアカトンボなどもだんだん姿が見られなくなってしまう
  かもしれません。
  
   土が痩せれば、ますます強力な農薬や化学肥料、除草剤、殺虫剤が必要となり、その結果、
  農作物をつくる人、農作物を食べる人をはじめ、田畑の周囲に生息する多くの生きものや
  周辺の環境にも悪い影響を与えてしまいます。
  
  今、自然の力、多くの生きものの力を知り、それを活かす技術が求められています。
  その第一歩が「田畑で行う生きもの調査・生きもの観察」なのです。

◆「“ゆたかさ”づくり」って何???
  
普段の時間に追われた生活から離れ、自然の時の流れの中で、自然の風や土に触れ、
  様々な生きものたち(動植物)を目にすることで、日ごろのストレスなどが解消され、
  自然の豊かさに気づくことができます。

  さらに、人にも様々な生きものにも、周囲の環境にも優しい農業をサポートすることで、
  地域の環境も豊かになり、そこに生息する生きものの種類も多様化し、農作物も健康的に
  育つようになります。私たちの食卓に自分たちが関わった食材が並ぶようになります。
  食卓には家族の声が戻り、一家団欒の場・時も戻ってくるでしょう。
  
  食事の会話の中で、農作業の体験談、見つけた・捕まえた生きものの話とともに、
  食と農と様々な生きものによる自然のつながり、「命の大切さ」に気がつき、
  「いただきます!」「ごちそうさま!」の意味もわかるようになると思います。
  そして、食生活だけでなくライフスタイルそのものが変わっていくことでしょう。

  田んぼや畑に関わる活動は、様々な「“ゆたかさ”づくり」につながっている
  ということが実感できると思います。


  



 【 自然素材で遊ぼう♪ 】

 い草を使ったリースづくりなど

 ◆い草・ケナフ・竹の繊維を使った紙漉き体験
   ※紙漉きは環境に配慮した薬品や漂白剤を使用しない
    方法をNPO法人 日本ケナフ開発機構の釜野理事長
    より学びました。
    

 ◆い草小物研究会

   「い草・畳」を使って新しい和風の芸術WaarT(わ〜と)の
   世界を開拓していきましょう!!








 【 遊休農地や空き地を活用しよう♪ 】

 田んぼを活かした湿地保全
    
  
 ◆空き地を活かしたビオトープづくり

   スコップやスキを持って、土を掘り起こし、私たち
  自らの手で、多様な動植物が生息する空間を作って
  みましょう!!
  
  元田んぼだった場所が荒れ果てた空地になっていました。
  そこの草を刈り、土を掘り起こして水路や池を作りました。

  


 【 学校農園や花壇を活かそう♪ 】

 ◆学校農園や花壇などで生き物観察
   稲を育てている田んぼ・野菜を育てている畑、校庭の周りの
   花壇など土や水のある場所には、生き物(昆虫や植物)が
   集まってきます。
   私たちの身近に生息している生き物を観察してみましょう。

   水辺がある、草がある、花が咲いているなど、場所によって
   見られる生き物が違ってくるよ!!

       
       
  


 【 公園や商店街を花や緑で彩ろう♪ 】

 ◆私たちの身の周りの空間を花や緑で彩る
   公園を管理・サポートする団体も地域によって増えて
   きています。また、駅前などの商店街では店の前に
   草花のプランターを置いている所も多くなってきました。

   あなたの街(地域)でも、公園の入口周辺に草花を
  育てたり、店先に草花を飾ったりして、花や緑の多い
  空間を増やして快適な町(地域)にしていきましょう!

     




 
 自創遊学舎(しそうゆうがくしゃ)

  自然に優しい素材・資材を使ったエコ住宅の関心が高まるとともに、ますます自宅の庭やマンション等の
 ベランダで気軽にできるガーデニングなどが流行しております。
  また、自分の手で物を作ったり、植物や野菜を育てたりする人も増えてきており、単に完成された物を買う
 のではなく、自分の手で作りあげる喜びを味わい、その創る作業そのものを求める人も増えはじめています。
  そして、今、環境や健康、福祉の面も含めトータル的なこれからのライフスタイルについて考えていく場が
 求められています。
  こうした時代背景をふまえ、自らの手で物を創ることにより、創造する過程を楽しみ、遊びながら学ぶ
  "自創遊学舎(しそうゆうがくしゃ)"という場を設け、自然と物、物と人、人と人、人と自然のコミュニティの
 環を育成することを目指し活動していきます。
  この活動に賛同し、ご協力いただける仲間を増やしていきたいと思っています。ヨロシクお願い致します。

本活動に関する相談、企画、お問い合わせなど
お気軽にメールにてご連絡ください。


 





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