更新日: 2012-06-07

“ 田んぼを活かした湿地保全 ”

 
【 イグサ田んぼの活動状況(2001年) 


 循環型湿地環境研究会(事務局:株式会社タム地域環境研究所 内)とともに、
埼玉県のさいたま市(浦和)において、地元自治会が管理しています、見沼田圃
の公有地 において、稲の田圃のほんの片隅に、実験的に『イグサ』を植えさせて
もらっています。
 2年目を迎えたイグサの田んぼ。今年も6月から10月の間、月に1回の
ペースで、周りの草取りなどを行いながらイグサの成長の様子を観察ました。
熊本のイグサ農家の方からイグサの苗を提供していただき、面積も拡大しました。


【 お問い合わせ先 】

 
 楓林(ふうりん)環境情報サービス (林 宛)
   〒351-0014 埼玉県朝霞市膝折町1-4-41
   E-mail:
k-hayashi@huurin.jp



【 い草の状況(10/7) 】
田植えから、約4ヶ月が経過しました。
稲の植えてある方は、ちょうど稲刈りをしていました。
イグサの方は、昨年植えたイグサは70〜80cmに成長しました。
先がかなり茶色くなってきていたため刈取りました。
また、今年植えたイグサは、30〜40cm程度ですが、株はかなり
大きく成長しました。今年はこのまま冬を越させ、来年の春に刈取りを行います。
今回、イグサのところでイトトンボを見かけました。
イグサのところには、いろんな虫も集まってくるようです。
刈取ったイグサは、小分けに束ね、家に持ち帰りドライフラワーのように
部屋の隅に逆さに吊るしてあります。部屋の中はイグサの良い香が漂っています。

 

 


【 い草の状況(9/2) 】
田植えから、約3ヶ月が経過しました。どのくらいイグサが成長したかというと・・・。
今回の草取りも、子供達を含め10名が参加してくれました。
今回は、前回草を取りきれず残してしまった部分と田んぼの周りの草も鎌で綺麗に刈りました。
イグサの長さは30cm程度と短いですが、株は少しずつ大きくなっていますよ!
皆さん、残暑厳しい中、ほんとうにお疲れ様でした。

 
  
 


 
【 い草の状況(8/5)田植えの様子(その2) 】
田植えから、約2ヶ月が経過しました。イグサの田んぼは、綺麗なほど一面の緑。(笑)
カヤツリグサをはじめ、イグサ以外のいわゆる雑草がはびこっていました。
今回の草取りに参加してくれた10名。みんなで、苦労しながらイグサを見分けつつの
草取りとなりました。草取りをした後の田んぼには、少し立派になったイグサが現れました。
皆さん、ほんとうにお疲れ様でした。

 
 

 


 【 い草の状況(6/10)田植えの様子 】
イグサの田植えに、14名の方が参加してくれました。
昨年まで使われていなかった不耕作の部分もイグサの用地となり、かなりの面積となりました。
先ず、水を入れ、子供達も一緒になって、土を耕し、畦をつくりました。
そして、熊本・八代のイグサ農家の方から送っていただいた、イグサの苗をみんなで植えました。
皆さん、ほんとうにお疲れ様でした。
無事に育ってくれるよう、みんなで見守っていきましょう。
【イグサ苗の提供:ファミリーファームOKA(熊本県・八代)】

 
 
 
   
 

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