更新日:
2005.2.6
“ 田んぼを活かした湿地保全 ”
|
||
|
【 い草の状況(2001年 5/17) 】
冬の間、茶褐色だったイグサが、暖かくなるにつれ、新しい芽を伸ばし、
4月・5月と日が経つにつれ、すっかり濃緑色のイグサへと復活しました。
また、小さな花も付けており、冬を越し元気に2年目を迎えることができそうです。
秋から春まで、水の枯れた田圃でも、イグサが育つことが確認できました。
イグサの根元の部分は、袴と呼ばれる赤い部分がはっきりと見られ、
元気に育っている証拠と言えそうです。
2年目もこのイグサを株分けし、成長記録を付けてみたいと思います。
【 い草の状況(2001年 2/15) 】
北風の厳しい中、ススキのような姿になったイグサがありました。
しかし、根元の部分は黄緑色をした部分があり、
寒さに負けず頑張って活きていることがわかります。
【 い草の状況(10/29) 】
10月10日から稲の収穫がはじまりました。
稲の刈られた後のひっそりとした田んぼに、イグサの濃緑色が目立ちます。
しかし、ところどころ、茶色くなったものが混ざりはじめています。
このまま、イグサを刈らずに放っておくことにしました。
【 い草の状況(10/4) 】
夏の暑さにも、強い風に日にも耐えたイグサは、約70cmに伸びました。
周りの稲は穂の重みためか、強風にやられかなり倒れています。
田んぼに植えた当初の、あのヒョロヒョロとしたイグサが
4ヶ月でこんなに成長するのかと驚きました。
【 い草の状況(8/30) 】
約3ヶ月が経過しました。8月は、毎日30℃以上の暑さが続きました。
わずかな、スペースではありますが、草取りするだけで、汗びっしょりになります。
7月から8月にかけて、急に丈が伸びました。
40cmぐらいだったものが60cmほどになりました。
イグサに、ヤゴのぬけがらがついていました。シオカラトンボが周りを飛んでいるので
きっと、シオカラトンボのヤゴだったのでしょう。稲の方の密集した空間と異なり、
良く陽が差し込むせいか、いろんな小さな虫達がイグサに集まってくるようです。
その虫達を、上空からトンボが、クモが巣を張って狙っています。
【 い草の状況(8/2) 】
苗を植えてから、約2ヶ月後。周りの稲はぐんぐん伸びだし、
畦には、カヤツリグサが、生い茂っています。
肝心のイグサはといえば、周りの雑草に負けず、少しずつではあるが、
確実に株の本数が増えてきています。
【 い草の状況(7/5) 】
苗を植えてから、約1ヶ月後、下から新しい芽が次々に出始めました。
浅葱色の新芽が、鮮やかに水面に映えていました。
ひょろひょろと頼りなかった苗が、少ししっかりしてきたように見えます。
【 い草の状況(6/7)田植えの様子(その2) 】
福岡県の方から、更にイグサの苗が届きましたので、数本づつに分けて植えました。
植えた当初は、ちゃんと育ってくれるか心配しました。
1週間に1度様子を見に来て写真を撮りました。また、約2週間に一度草取りをしました。
水の管理は自治会の方がやってくれています。
【イグサ苗の提供:鞄Y島勲商店(福岡県)】
【 い草の状況(6/4)田植えの様子(その1) 】
6月4日(日)、地元の南部領辻自治会が管理しています、見沼公有地の
田圃において、市民の方が自由に参加できる田植えのイベントがありました。
自治会長さんに許可をいただき、田圃の片隅にイグサのスペースを
設けていただき、イグサの苗を植えました。
【イグサ苗の提供:轄r井啓佐司商店(東京都台東区)】
copyright(c)2002-20012 Kenichi Hayashi All rights reserved.